物事には意味がある

妻の祖父の葬儀の際に、人を待つために5分ほど時間がありました。

その時は、あまり深く考えなかったのですが、後から考えるとそれは、祖父とその娘との最後の時間だったのです。

葬儀は滞りなく進み、問題なく進んでいました。最後の最後に拍子抜けするような出来事だったので、微妙な空気になりました。

すかさず、斎場の方が「まだお時間がありますので、最後のお別れをしてください」といわれ、娘3人が父親との別れを惜しむ姿は、あまりにも印象的でした。

 

あの時間は何だったのかとその時は思いましたが、家族にとっては「必要な時間」だったことを思います。

 

お坊さんも私と同じことを思っていたようで、「故人が別れを惜しんでたと思います。」

と話されていて、やはりそうだったのかなと思わされました。

 

どんなことにも意味があって、その意味を感じたとき、物事の見方が変わります。

様々な経験、出会いはその時は意味がわからなくても、時間が経つにつれてわかることもあります。

今起きたことを、俯瞰的にみていきましょう。新たな発見があるかもしれません。